コラム
ローズに包まれる幸せ― ローズブルガリアンとローズゼラニウムの魅力 ―
12月
1. はじめに
幸せを香りで表現するとしたら、きっとローズ
普段の生活でちょっとした幸せを感じる瞬間って、意外と香りが関係していると思いませんか？ 朝起きたときにふわっと鼻先をかすめる花の香りや、忙しく過ごしている最中にふと感じる甘いアロマの余韻――そんなとき、「ああ、なんだか癒されるな」と感じることがあるはずです。
その“香りの幸福感”を存分に堪能できるのがローズ。まるで柔らかなベールが全身を包み込むようなその香りは、昔から多くの人を虜にしてきました。ここでは、ウタマスパイスが扱う2種類のローズ「ローズブルガリアン」と「ローズゼラニウム」に注目して、それぞれの個性や楽しみ方をお伝えしていきます。
2. ローズブルガリアンとは
朝露をまとった、濃密で甘美な香り
ローズブルガリアンをひとことで表すなら、朝日を受けてキラキラと輝く薔薇の花そのもの、といったイメージ。花束を腕いっぱいに抱きしめた瞬間に広がる、あの贅沢でありながら“ほっ”とするような甘い香りを連想させます。
豊かな気品が漂う、まるで高級花束のような存在感
ブルガリアンローズは「ダマスクローズ」などとも呼ばれ、その名のとおり高貴なイメージをもちながらも、親しみやすい柔らかさがあるのが魅力。まるで芸術作品のように繊細かつ優雅な香りですが、決して押しつけがましくない。思わず深呼吸したくなるような“華やかさとぬくもり”のバランスが絶妙なんです。
3. ローズゼラニウムとは
甘さの中に潜む爽やかなハーブ感
一方のローズゼラニウム。最初は「ん？ローズだけど何か違うぞ…」と感じるかもしれません。じつは、ほのかにグリーンノートが混ざったような、ハーブのような爽やかさがあるのです。甘さの中にも軽やかでシャキッとした印象が加わるので、気分を切り替えたいときや、リフレッシュしたいときに取り入れたくなる香りといえるでしょう。
窓辺のグリーンを思わせる、凛とした個性
ほんのり香るバラらしさと、かすかなハーブの香りが織りなす“凛とした爽やかさ”は、朝の光が差し込む窓辺で育てた植物のイメージにぴったり。ほんの少し背筋が伸びるような清々しさが魅力です。バラの華やかさに加え、どこか親近感を感じるナチュラル感が、新鮮な印象をもたらしてくれます。
4. それぞれの違いを深堀り
香りのニュアンスから見える性格の違い
- ローズブルガリアン: 甘美で濃厚な華やかさの中に、ほのかな優しさが広がる。ラグジュアリーな雰囲気が好きな方におすすめ。
- ローズゼラニウム: バラの甘さを感じつつも、スッキリとしたハーブ感がプラスされている。さわやかな香りが好みの方にぴったり。
感じ方は人それぞれ、あなたの好みを探るヒント
香りは、どのように感じるかが個人によって全く違います。たとえばローズブルガリアンを“優雅”と表現する方もいれば、“甘さが際立つ”と感じる方もいるでしょう。ローズゼラニウムの“グリーンっぽい甘さ”を清涼感ととらえる人もいれば、“意外と甘いんだな”と感じる人もいるかもしれません。
ちょっと迷ったときには、実際にかいでみるのが一番。人は求めている香りをいい匂いと捉えると言われています。そのときどんな印象を受けたかを自分なりの言葉でメモしてみると、香り選びの参考になりますよ。
5. ローズの恩恵
アロマテラピー的な視点での心地よさ
ローズの香りは、昔からリラックスムードを演出する存在として親しまれてきました。たとえば、なんとなく落ち着きたいときや、気分を切り替えたいときにやさしい香りをほんの少し楽しむだけで、「ちょっとホッとしたな」と感じることもあるかもしれません。これは、香りを楽しむことでストレスの緊張がゆるまるように思う人が多いからでしょう。
暮らしを彩る美容的なアプローチ
バラの香りのアイテムといえば、スキンケアやバスタイムに取り入れられるものが多いですよね。優しい香りに包まれながらのお手入れは、気分も上がるもの。ローズの香りは女性にいいという通説もありますし、なんとなく“肌が喜んでいる”気分を味わわせてくれる不思議な魅力があります。バスソルトやオイルなどを使って、週末のリラックスタイムに取り入れてみるのもおすすめです！
日々に取り入れる：ローズの香りで暮らしを彩るコツ
- 朝のルーティンに一滴: 顔を洗ったあと、手首につけたり、軽くティッシュに含ませてデスク周りで楽しんだり。
- おやすみ前のリラックス: 枕元に少し香らせたり、バスルームでほんの少しアロマをプラスすると、穏やかな気持ちになれる方もいるようです。
- ハンドクリームやボディケアに: 乾燥が気になるときに、ローズの香りでしっとりケア。自分をいたわる時間にぴったりです。
6. ウタマスパイスで出会うローズの世界
ローズブルガリアンとローズゼラニウム、どちらを選ぶ？
「うーん、どっちも気になるけれど、選べない…」。そんなときは、まずはローズブルガリアンのふくよかな甘さから試してみるのも良いかもしれません。華やかでゴージャスな雰囲気を味わえますし、特別感を楽しみたい日にぴったり。一方、爽快感も欲しい方にはローズゼラニウムが◎。バラらしい甘さとハーブ感のハーモニーが心地よく、日常的に使いやすい香りといえます。
心と体をやわらかくほぐすローズのチカラ
香りには不思議な力がある、とはよく言われますが、やわらかくて上品なローズの香りは、忙しい心をほっと解放してくれるかもしれません。もちろん感じ方は人それぞれですが、少なくともこの香りをかぐと、ふっと頬がゆるむという方は少なくないんです。「今日はなんだかがんばったな」と思う日に、ローズのアロマを味方につけてみるのはいかがでしょうか。
7. まとめ・終わりに
香りに包まれる幸せを、あなたの日常にも
毎日の暮らしって、意外と同じことの繰り返しになりがち。でも、香りを上手に取り入れると、いつもの生活に“ちょっとした幸せ”を連れてきてくれます。ウタマスパイスのローズブルガリアンとローズゼラニウムは、そんな“香りのある暮らし”を応援してくれる、心強い存在です。
忙しい時こそ、ローズの香りで自分をいたわる
気持ちがざわざわするときほど、ゆっくり大きく息をして、心地よい香りに身をゆだねてみましょう。ローズブルガリアンとローズゼラニウム、あなたはどちらに惹かれましたか？ ぜひ、ご自身の感覚を信じて、心地よい香りを見つけてみてください。あなたの好きな香りに包まれながら、何気ない日常を豊かに彩ってくださいね。